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卒業生の桑崎くんの論文がIJMS誌に受理されました!


卒研生として在籍していた桑崎くん(2016年度在籍、現在東大・佐藤研の博士課程)の論文が、Int. J. Mol. Sci. 誌に受理されました!桑崎くん、おめでとうございます。卒業後も追加実験のために何回か静岡に来てくれました。桑崎くんは、共同研究先である佐藤守俊先生のところに進学し、卒業研究で対象としていた分子の研究も続けています。あちらでも良い論文が書けることを期待しています!

伏見さんのPNAS論文では、XRG型のCBCRに変異を導入することで、ビリベルジン(BV)の結合を可能にしたという論文でしたが、XRG型に属するAM1_1186g2においては、同様の変異導入ではBV結合能を付与することはできませんでした。桑崎くんの実験では、PNASの知見を基に、独自の変異導入を重ねることで、結果的に効率よくBVを結合されることに成功したという内容になっています。開発できた分子は、遠赤色光と青色光の間で光変換し、これまでに解析されているフィトクロム・CBCRの中では、最も吸収型間の波長差が大きい分子となります。この特徴を活かして、この後、応用研究に利用できるようになれば良いなと考えています。

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