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卒業生の竹田さん筆頭、成川最終・責任著者論文がArch. Biochem. Biophys. 誌に受理されました!


卒業生の竹田さんが筆頭、成川最終・責任著者論文がArch. Biochem. Biophys. 誌に掲載されました。竹田さんが卒業してから3年以上が経過してしまいましたが、何とか論文として出版することができて良かったです。この論文では、BV結合型CBCR改変分子が光変換過程で構造変化を起こしている領域を特定することに成功しました。最初にNative PAGEを行った際、Po型とPfr型で移動度に差が生じることを発見し、それをきっかけに様々な生化学解析を組み合わせることで、構造変化に関する情報を得ることができました。最終的には、プロテアーゼによる部分消化とマススペクトル解析を組み合わせることで、タンパク質表面に露出している領域が両吸収型で異なっていることを同定することができました。今後、この情報を基盤として、光遺伝学ツールを開発することができたらと考えています。この研究は、静岡大学時代に同僚であった道羅先生との共同研究成果となります。道羅先生にはマススペクトル解析を行なっていただきました。今後も静岡大学の先生方との共同研究を継続していきたいと考えています。




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